2.必要なメールを瞬時に呼び出す検索ワザ

過去に遡ってメールのやりとりを調べないといけない場合があるとします。そんなとき、大量のメールの中から目当てのメールを目視で見つけ出すのは、なかなか大変です。

Gmailに装備されている検索機能を使えば、キーワードや送信者をてがかりに、目的のメールをあっという間に見つけ出すことができます。

通常Gメールでの検索は画面中央上部にある検索ボックスを使って行われます。

①まず「/」を押すとカーソルが検索ボックスに移動します。

②以下に基本的な検索方法をご紹介します。いずれも検索ボックスに条件入力した後にEnterを押すことで検索結果が表示されます(図表2‐1)。

・送信者を指定してメールを検索:from:(メアド)※応用例:from:me(自分が送信者)
・受診者を指定してメールを検索:to:(メアド)※応用例:to:me(自分が受診者)
・件名に含まれる単語を指定:subject:(キーワード)
・メール本文中のテキスト検索:(Google検索と同内容のため割愛)

②’ ②よりもさらに精度の高い検索を行いたい場合には、検索ボックス右の「検索オプションを表示」から検索期間や添付ファイルの有無など詳細な条件を設定し、「検索」ボタンを押すことで検索結果が表示されます(図表2‐2)。

メールは、他人との意思疎通だけでなく、やりとりの記録・証拠を残す意味でも役立ちます。ぜひこの検索方法をマスターし、メールの中からいつでも瞬時に情報が取り出せるようにしておいてください。記録・証拠が瞬時に取り出せるようになると、言った・言わないのトラブルは驚くほど減るはずです。