メールチェックをするとき、メールを作成するときや送信するときに、マウスを使っていませんか? それらをキー操作だけでこなせるようになると、毎日の仕事のスピードが格段に上がるのだそう。だまされたと思って試してみましょう。
※写真はイメージです(写真=iStock.com/fizkes)

いまや仕事で使わない日はないと言っても過言ではない電子メール。そのアプリケーションもOutlookのような従来型のメールソフトから、最近ではクラウド型のWebメールに乗り換える個人・企業も増えてきています。Webメールの中でもGoogle社のGmailは特に有名で、会社以外にプライベートでも使っている人は多いのではないでしょうか?

そこで今回は、Gmailを使って日頃のメール処理を爆速化させる方法について、いくつかの技をご紹介したいと思います。

1.「プレビュー」活用で大量のメールを高速チェック

最近ではMessengerやLINEのような簡易なチャットツールなども用いられるようにはなってきましたが、いまだ企業の多くは日常の主たる業務にメールを利用しており、毎日大量に届くメールの処理に苦労している人も少なくないことでしょう。そんな時はGmailのプレビュー機能を使うと効率的にメール内容を確認していくことができます。以下にその設定方法と使い方をご紹介いたします。

プレビュー機能の設定(図表1‐1)
Gmailを開き、画面右上の歯車アイコンをクリックして「設定」を選択します。次に「詳細設定」タブをクリックし、「プレビューパネル」で「有効にする」にチェックを入れ、「変更を保存」を押して完了です。

設定後は、Gmailの画面上部に「ウィンドウ分割」ボタンが表示されるので「垂直分割」を選択します。

いずれかのメールを選択してEnterを押すとプレビュー画面に内容が表示されます。その後は上下キーでカーソル移動しながらメール内容を次々と確認していくことができます。またPageUp・PageDownでメールのプレビュー画面を上下にスクロールさせることもできます。

メールの既読時間の変更(図表1‐2)

Gmailのデフォルト設定では未読メールを選択して時間が経つと自動的に既読状態に変わってしまいます。メールによっては、後からじっくり読みたいものもあるはずなので、自動で既読にならないよう設定変更しておくことをお勧めします。設定方法は以下の通りです。

画面右上の歯車アイコンをクリック→設定→全般タブ→プレビューパネル欄で「既読にしない」を選択→変更を保存。