人の好き嫌いじゃなく、仕事への前向きさを伝えて
なら逃げないで現状を説明すべきよ。「ご紹介いただいたパートさんは今までこの頻度で休んでいて、事前の連絡はこのタイミングなんです」と、感情論ではない状況を示す。あなたが抱えている作業に対して、パートさんが来る予定に合わせた流れを事前に組んでいるなら、ドタキャンされたら仕事に滞りが出るはず。そんな当たり前のことに気づいてくれない上司さんではないでしょ?
人の好き嫌いじゃなく、仕事を前向きに処理していきたい気持ちを伝えれば、「親友を甘やかしたことが部下の業務に支障をきたしてた」って、上司もハッとするわよ。
パートの日程を見直して、「娘さんの行事などの予定を踏まえて、確実に出勤できる月8日」のシフトを本人に出させるのもテじゃない? それなら、苦情というよりスムーズな作業のための提案として穏便に済ませられそう。とはいえ、今後はもう少し「嫌われても言うべき時は言う」ようにしないと、あなた自身がつぶれちゃいそうね。時にはズバッと言える「2丁目のオネエさん風の自分」になってみて!
構成=小田慶子 撮影=加藤 梢