1日に60本吸っていた私でも禁煙できた
しかしビジネスパーソンは、「自分が人からどう見られているか」を意識することも大切です。「タバコは第三者にも害を及ぼす」という事実が明らかになり、社会全体の流れが禁煙に向かっているのですから、喫煙者に対するイメージが今後よくなることはない。喫煙のメリットとデメリットを比較したら、デメリットのほうが大きいのは明らかです。
どうすることが賢明なのか、あなたはもうわかっていますよね。
上司を見返すためにも、生まれ変わったつもりで、今度こそタバコと決別してはいかがですか?
私が禁煙を決意したのは、47歳のとき。夜、寝るときに咳(せき)が止まらなくなったのがきっかけです。最初はフラストレーションがたまって、上司にすすめられて吸ってしまう夢を見たりしました。しかし、1年後には完全にやめられました。1日に60本も吸っていた私ができたんです。たくさん吸わないあなたなら、きっとできますよ!
構成=中津川詔子 撮影=遠藤素子