Case.5 決断力を上げる

「20代の頃はなんて返信したらいいのか悩んで時間がかかることが多々ありました。はい、いいえで済む内容でも、はいの理由、いいえの理由をいつまでも考えていたり。でも、あるとき気づいたのです。これって、決断までにだらだら時間をかける癖がついてしまっているということ。逆に言うと決断力を上げたいのであれば、来たメールをスピーディーに打ち返す習慣をつけることです。

30代になり、いろんな人の仕事ぶりを見て気付いたのは、『完璧な返答をしようとして相手を待たせる人よりも、すぐに返信をくれる人のほうが好感度が高い』ということ。さらに、忙しい人ほどメールの返信が早く、忙しくない人や新人ほどメールの返信が遅いです」(34歳/メーカー)

「決められない」を理由に返信を先延ばしにしていると、いつまでも「決められない女」のままかもしれません。返信を待たせると相手の時間を奪うことにもなりかねないので、注意が必要です。

繰り返しになりますが、やっぱりメールの返信は早い方が好印象を残せます。「つい遅れてしまいがち」な人は、上記を参考にしてみてください!

池田園子
1986年生まれ。ライター、編集者。楽天、リアルワールドを経てフリーに。IT、マーケティングなどに関する記事が多め。
 

編集協力=プレスラボ