Case.3 1日に数回、メールチェックに集中する時間を設ける

「10時半、12時半、15時、17時、19時……というように1日に何度かメールチェックするための時間を設けています。そのときはメールを読んで、必要があれば判断を下し、返信することだけに集中。他の作業は基本しません。そうすれば一度見たメールに印を付けて、後で返すといった二度手間だけでなく、返信漏れもなくなりますよ」(33歳/広報)

きちんとした返信をするまでにワンクッション置くCase.1、2とは異なり、メールを開封後すぐに“完全な返信”をしていくパターンがこちら。「メールを2回読むのは時間のムダ」と考えるタイプの人に向いている方法かもしれません。

Case.4 定型文は省き、手短に用件だけを伝える

「社内外に関わらず、ある程度慣れている相手に対しては、『◯◯様 お世話になります、XXです』『今後もどうぞよろしくお願いいたします』みたいな文章はカット。そういうのを書くから返信が面倒くさくなっちゃうので、用件だけレスすることにしています。たとえば打ち合わせの希望日程を出してほしい、と言われたら『◯月◯日◯時から、X月X日X時まででしたら空いております』みたいにシンプルに」(30歳/広告)

もちろん相手との関係性によっては、定型文を省きづらいこともあるでしょう。一方、省ける相手は省いてしまってもOK。打つテキスト量が少なければ少ないほど、サクッと返信できますよね。相手に応じてライトめな返信と、カッチリした返信とを使い分けたいものです。