リツイート5万件! 一夜にして話題に

【無印良品のツイート・左から順に】「無印良品にデスノートはありませんが、デスクノートはあります。」/「無印良品のバウムは恵方巻きとしてはもちろん、ドラゲナイにもいけそうです。」/「お・ひ・と・り・さ・ま。『マグカップ型フォンデュ 1人用』」

●「デスクノート」はあります
ドラマ「デスノート」最終回放送日に投稿したツイート。実は、「第2話のときに思いつき、温めていた」のだそう。「Facebookは冷静なファンが多いので(笑)、Twitterのみに投稿しました」と風間さん。普段は100~200程度のリツイートが、5万に迫った。

●実は万能な「バウム」
恵方巻きの代わりにバウムを投稿するのが節分の鉄板ネタ。2015年は、ロックバンドSEKAI NO OWARIが使うトランシーバーを連想させる投稿が話題に。「部長以上が集まる会議で反響を報告したら、皆さんシーン。ドラゲナイって何? から説明(笑)」

●投稿から3日で売り上げが2.5倍に!
「会社をあげてプロモーションする対象ではないけれど、もっと知ってもらいたい商品」としてクリスマスギフト用に紹介した「マグカップ型フォンデュ」。「寂しい私にぴったり」と共感を呼び、どんどんシェアされて投稿から3日で売り上げが2.5倍に。

熊坂仁美
ソーシャルメディア研究所 代表取締役。19年間の専業主婦生活の後、インタビューライターを経て、SNSの専門家として企業サポート、講演を中心に活動。2013年福島に拠点を移し、地域の魅力を伝える動画のプロデュースを開始。現在は地域活性化のための企画プロデュースなどを行う。著書に『Facebookをビジネスに使う本』など。

※本誌最新号では引き続き、話題の“企業SNS”をご紹介。フロム・エーでおなじみ「パン田一郎」の公式LINEが人気なのは、絶妙な「トーク返し」にあった!? タニタ公式Twitterが人気になったきっかけはシャープとの絡み!? 続きは「PRESIDENT WOMAN 2016年8月号」をご覧ください。

撮影=干川 修