公立中学の場合は、まだ貯めどきが続くが、私立中学は意識的に貯蓄を!

公立中学の約17万円と私立中学の約126万円を比べると、100万円以上も差があります。

そもそも、東京などの大都市圏で私立中学を受験するには、4~5年生から塾通いさせるのがあたりまえ。そうすると、すでに年間80万~100万円程度の教育費を2~3年使ってきている家庭が多いでしょう。私立中学の受験費用も1校あたり2万~3万円はかかります。

中学生活でほかにかかるお金は、通学のための交通費、部活に使う道具やウェア代、試合の遠征費、塾の費用、お小遣い、携帯やスマホを持っているなら通信費などがかかります。小学生の頃と比べて活動範囲が広くなる分、かかるお金が増えていきます。

公立中学の場合は、学校の授業料がかからない分、このあとの教育費を貯められる時期がもう少し続きますが、私立中学の場合は、意識的に教育費を貯めていく必要があります。

中学だけで教育費が終わるわけではありません。さらに高校、大学と進学するなら、お金はもっとかかってきます。これからの教育費を貯めつつ、今の教育費をどう払っていくか、というバランスを考えることが大切です。