投資の基本のおさらい
※詳細は(http://woman.president.jp/articles/-/888)を参照
(1)地域と資産を分散
仮に1つの会社の株に投資した場合、その会社が万一倒産したら運用資金はパー。また値動きの上下も激しい。
値動きの異なる対象に分散して投資した場合、平均化されて穏やかな値動きになる。
→リスクを抑え、中長期の投資に適する
(2)時間を分散しよう!
積み立ては一括投資に比べて必ずしも有利な投資法ではないが、給料から自動的に資金を回せるので手間いらず。株価下落時でも不安にならずに買える点もメリット。
→平均購入単価が抑えられるのがメリット
投資信託の手数料あれこれ
(1)購入時手数料
投資信託を購入するときにかかる手数料。「ノーロード型」と呼ばれる購入時手数料のない投信もある。販売会社によって手数料が異なることもあるので購入前に比較検討を!
(2)運用管理費用(信託報酬)
投資信託の運用・管理などにかかる費用で、運用会社、販売会社、信託銀行にそれぞれ支払われる。投資信託を持っている間、その信託財産の中から毎日支払われる。
(3)信託財産留保額
投資信託を解約するときにかかる投信もある。手数料ではなく、信託財産に戻される(解約する際は株などを売却して現金化する必要があり、解約者がその負担をするという意味合い)。
1. 資産形成の基本は、長期、コツコツ分散でコストの低いネット証券を利用しよう
2. 買う商品を決めてから、購入先を探すこと
LIFE MAP, LLC代表。ファイナンシャル・ジャーナリスト。出版社や新聞社勤務などを経て独立。著書に『新・投資信託にだまされるな! 』『最新版! 税金がタダになる、おトクな「NISA」活用入門』(共にダイヤモンド社)など。
イラスト=中根ゆたか