LCCと一般の航空会社の料金が一括比較できるサイトで調べてみよう!
「自分が利用したい路線にどんなLCCが運行しているのかわからない」という場合や、「どの航空会社のどの割引でとるといちばん安いのか知りたい」という人は、インターネットの比較サイトの活用を! 「旅行比較サイト トラベルコちゃん」(http://www.tour.ne.jp/)、「スカイスキャナー」(http://www.skyscanner.jp/)などで比較してみましょう。フルサービスの航空会社の料金もLCCの料金と一緒に掲載されていますが、早割などが使える時期だと、フルサービスの航空会社もLCC並みに安くなる場合があるので、そのあたりもよく比較して選択しましょう。フルサービスの会社とLCCが同じくらいの運賃だったら、サービスにプラス料金が必要なく、マイルもたまるフルサービスの会社の方がおトクになります。
国内線のLCCでは、羽田より成田を使う路線のほうが多くなります。東京から成田までの交通費や時間も調べてみました。人気の成田エクスプレスや京成スカイライナーなどは、所要時間が比較的短いですが、運賃が2000円台になります。安さを追求するなら、東京駅八重洲口から成田までの京成高速バスが900円(事前予約料金)で所要時間60~70分、東京・銀座から成田までの高速バス、THEアクセス成田が1000円で60~70分というのがおすすめです。バスは混雑が予想されるので、ネットで事前予約をしておきましょう。
成田空港ではLCCの利用率が高まってきたのを受けて、2015年4月にLCC専用の第3ターミナルをオープンしました。駐車場や電車の駅がある第2ターミナルからは少し遠くなるので、空港内の移動時間を考えて、早めに到着するようにしましょう。第3ターミナルには、新しくフードコートやショップもオープンしました。
国内線のLCCの存在を知ることで、もっと気軽に旅に出かけたり、親の顔を見るのに実家に帰ったり、ということが増えればいいなと思います。LCCは、往復割引がないので、行きと帰りは違う航空会社やルートをたどってもかまいません。電車やレンタカー移動と組み合わせた旅のプランを立ててみませんか。ちなみに、佐賀空港では、飛行機に搭乗して来た人はレンタカーを24時間1000円(同乗者2名の場合)で借りられるキャンペーンを実施中です(2016年3月31日まで。要予約)。
※1 記事中の最安運賃は、記事を執筆時に発表されていた2016年3月26日までの最低価格。
投資信託の運用会社、出版社勤務を経て独立し、2004年よりライター・編集者として活動。子育て、家計、住まい、働き方などが主な執筆テーマ。好きなことは、出産と住宅ローン。3人の子どもを助産院で出産した経験あり。