日本学生支援機構の奨学金、申し込んで、採用されるまでの流れ
今回は、高3生が申し込む場合の流れを紹介しましょう。
(1)パソコンを使って奨学金申込専用ホームページにアクセスし、申込情報を入力します(「スカラネットによる申込み」といいます)。このとき、在学する学校への書類の提出期限と「スカラネットによる申込み」の期限を確認してください。
(2)申込みに必要な書類をそろえて、学校で決められた期限までに提出します。
(3)学校に書類を提出した後、申込みに必要な「識別番号」と「スカラネット下書き用紙」が返却されるので、決められた期限までにインターネットの奨学金申込専用ページにアクセスして入力します。
(4)申込入力完了後に、パソコンに表示される受付番号を「スカラネット入力下書き用紙」などに写し、再度、申込書類を学校へ提出すれば、高校での手続きは完了です。
うちの娘が通う都立高校では、4月の保護者会で親向けの説明があり、5月11日に生徒向け説明会が開催され、6月10日が学校への提出書類締め切り、6月11日~17日が書類確認期間、6月18日~24日が生徒がインターネットから申込み、入力手続きをする期間となっています。
今回は第1回目ですが、「第2回目の奨学生採用候補者については、一括募集を行わないので、個別に学校へ問い合わせること」ということです。
そして、進学先が決まったら、進学先の学校へ必要書類を提出し、進学先から識別番号を配布されてから、インターネットで進学届の提出を行います。そうすると、日本学生支援機構から進学先の学校に採用の決定通知がきて、本人が学校を通じて「返還誓約書」を提出すると、月に1回の奨学金の振り込みが始まります。