新入学にかかるものなど、必ず購入するものは3月中に

新居購入、転勤などで引っ越す場合や、子どもの大学進学、夫の単身赴任などで一人暮らしを始める家族がいる場合は、新居のための家電や家具、照明器具、カーテン、寝具などは3月中に購入しておこう。引越し費用にも消費税がかかるので、3月中がおトクだが、引越しシーズンもピークですでに予約がいっぱいの場合も。できるだけ早めに動くのがおすすめだ。

子どもの新入学を控えた家庭では、ランドセルや学習机、制服、通学用の靴、入学式に着る親子のスーツなど、必ず購入しなければならないものは3月中に購入しておきたい。学校指定の体操服や教材などが入学前にわかっている場合は、購入しておくとよい。

子どもの散髪やママの美容院もすませておくといい。ヘアカット代は、4月を待たずに料金改定してしまっている場合や、料金改定せずに据え置く場合など対応はお店によって分かれそうだが、4月から値上げするヘアサロンも多くなると予想される。

通学に定期券が必要な場合は、3月中に6カ月分などできるだけ長期で買っておきたい。大人の通勤定期も同じ。ほとんどの交通機関で4月から運賃改定をするからだ。

お稽古事の月謝や学習塾の授業料なども4月から価格改定して上がるところが多い。これは先にまとめ払いするわけにもいかない。できることは、お稽古事で使う道具や塾のテキストなどを先に買っておくことくらいだろうか。月謝や授業料が上がる機会に、このまま続けていくのか、身が入っていないお稽古事はやめる選択をするのか、一度親子でシビアに検討する必要があるだろう。