ランキングの上手な使い方

このランキングは、「どれが一番すごい遊びか」を競うものではありません。

澤木一貴『こどもの体力は3タイプ タイプ別でわかる体力の「育て方」と「活かし方」』(KADOKAWA)
澤木一貴『こどもの体力は3タイプ タイプ別でわかる体力の「育て方」と「活かし方」』(KADOKAWA)

大切なのは、「ランキング上位だからやる」のではなく、お子さんが夢中になって体を動かせる遊びを見つけることです。

お子さんの年齢や性格、その日の体調や季節に合わせて、「今日は何をして遊ぼうかな」と考えるヒントとして活用してください。体力づくりは筋トレとよく似ています。一日だけ頑張っても大きく変わるものではなく、小さな積み重ねが将来の大きな差になります。だからこそ、毎日全力で体を動かす必要はありません。

私は、平日と休日で体の使い方にメリハリをつくることをおすすめします。平日はレベル1~2、休日はレベル3~5。そのくらいの感覚で十分です。例えば平日は、買い物に歩いて出かける、荷物を持つ、階段を使うなど、生活の中に自然と体を使う場面を増やしてみてください。

「運動したか」ではなく「どれだけ体を使えたか」

私は、このように生活の中で自然に体を動かすことを「生活運動」と呼んでいます。特別な運動時間をつくらなくても、体力は少しずつ育てることができるのです。そして休日には、思い切り体を使う時間をつくってあげましょう。鬼ごっこをする。大型アスレチックへ行く。川や海で遊ぶ。普段より少しだけ活動量を増やすだけでも十分です。

大切なのは、「今日は運動したか」ではなく、「今日はどれだけ体を使えたか」という考え方です。運動はイベントではなく、生活の一部です。その積み重ねが、1年後、2年後の体力となり、将来の健康や行動力につながっていきます。

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