婚活必勝法「ターゲット・マーケティング」

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ターゲット・マーケティング

また、一般に男性は、年収や経済が安定しないと「即結婚」とは考えにくい。

つまり、ケイコさんたち女性が「明日にでも結婚したい」と思うなら、受け身ではダメ。自分から戦略的に動かないと、結果はついてきません。

そこでお薦めしたいのが、商品の販売戦略に用いる、「ターゲット・マーケティング」。

自分が狙うべき市場を「確固たるターゲット」と位置づけ、そこに集中して販売活動を展開することです。

「近代マーケティングの父」とも呼ばれるフィリップ・コトラー。彼の理論を元にすると、ターゲット・マーケティングにはおもに、「[1]環境分析→[2]市場細分化→[3]ターゲティング→[4]ポジショニング→[5]マーケティング・ミックス」と、5段階に分かれます。

話が少しややこしく見えるので、分かりやすく説明しますね。

まず、上記を「商品販売」ではなく「婚活」に当てはめて考えてみましょう。

今回、売りたいのは「ケイコさん」という商品。

よって最初の「[1]と[2](環境分析と市場細分化)」では、本来はケイコさん自身の「強みと弱み」や、「競合を鑑みて、どの市場なら売りやすいか」を、客観的に分析する必要があります。

ただし婚活の場合、この段階で「私は周りより美人だから」とか、「学歴はイマイチだけど会話力は平均以上」などと、自分を正確に客観視できる人は珍しい。

そこで注目して欲しいのは、「[3]~[5](ターゲティング~マーケティング・ミックス)」の部分。すなわち、

◆[3]=自分は、どの領域の男性をターゲットにしたいのか?
◆[4]=自分が、[3]の領域で強みを発揮できるポイントはなにか?
◆[5]=[3]や[4]を踏まえ、自分をどう売り込むのか?

です。

実はこの手法で、見事! 出逢いから、わずか3カ月で結婚を決めた女性がいます。