インスタ広告は即ブロック、YouTubeは“あえてプレミアム”
スタバに限らず、世は“インスタ映え”全盛の時代だが、小和田さんは鉄の意志で魅惑の情報を遮断する。
「近年は、何かを調べるとそれに関連した商品がたくさん広告に表示されることがありますよね。特にインスタのアルゴリズムは優秀だなと思うのですが、『広告が多いな』と感じたら迷わずフォローを外します。
また、これは遮断が主な目的ではありませんが、わが家では見たい地上波の番組は録画して見ることにしています。宣伝を飛ばすことができて、時間短縮にもなるからです。同じ理由で、YouTubeも広告を見ないためにプレミアム会員になっています。もちろんプレミアム加入は有料になりますが、結果として宣伝を避けることができるので余計な物を購入しないで済みますし、何より時間が圧縮できるのでパフォーマンスがいいと感じるからです」
徹底した時間管理は広告のブロックだけではない。お金持ち=贅沢な過ごし方をしているイメージを勝手に抱くが、それらにも一切興味を示さない。
「子供がいることもありますが、エステなんかは全く行きません。化粧品は月に1万~2万円程度でしょうか。車も、維持管理の手間や乗る頻度を考えるとわが家にはいりませんね」
わが家のルール「お友達がやっていることはOK」
そもそも小和田さんの家庭は、外食も極端に少ない。基本的に夫が料理を担当し、ほとんどが自炊だ。自宅近所のショッピングモールに繰り出して、フードコートで食事をすることが月に2回ほどあるのだという。
小和田さん個人は、めったに飲み会などもしない。むしろ「会社での飲み会は極力避けたい」と率直に話す。前述の通り2018年に転職を経験した彼女は、その採用面接において「なにか質問があれば」と逆質問を促され、「飲み会の頻度はどのくらいでしょうか」と聞いたほどだ。幸い、小和田さんの仕事は原則フルリモートであり、社員が一堂に会する機会はほぼない、彼女にとって理想的な職場だった。
しかしここで疑問が湧く。出費に無駄がなく理想的にも思える一方で、子供中心の生活を送る主婦として、子供からの“おねだり”はどう捌くのか。たとえば先ほどのショッピングモール。子供が直線的にフードコートに行くことはまずあり得ず、途中に“誘惑のカプセルトイコーナー”があろう。だがそれについても、小和田さんは明確な指針を持っている。
「わが家では、ルールを決めています。『お友達と一緒にいるときに、お友達とガチャガチャをやる機会があれば、やろうね』と聞かせています。友達と一緒にいるのにできないのはかわいそうなので……。ただ、幼い頃からあまり細かいものを買い与える習慣がないので、子供はそこまで執着していないようにみえます。本当に欲しいもの、大きな買い物は両家の祖父母が買ってくれるので、小さな物欲があまりないというか。
財布にあまり現金を持たない私のことを、子供たちは『あまりお金を持っていない母親』だと思っているはずなので、おねだりされることは一般的な子供よりも少ないかもしれません」