脳が感じる「もっと食べたい」の恐ろしさ

特に中毒に陥りやすいのが小麦製品です。

小麦で問題視されているのが、小麦のタンパク質の主成分である「グルテン」です。パンがフワフワ、モチモチとしているのは、グルテンの働きによるもので、グルテンが多いほどおいしさがアップすると言われています。

このグルテンが体内で消化されると、一部が「エクソルフィン」という物質になるのですが、これが脳に届くと何とも言えない幸せ感を覚えます。この刺激は麻薬に匹敵すると言われ、「もっと食べたい」という中毒性をもたらすのです。

ダメだとわかっていても食べてしまう理由が、意志の力ではなく脳に指令されていると知れば、ちょっと納得できたのではないでしょうか。

中毒から脱するために気をつけること

まずは、甘い清涼飲料水を買うことや、コーヒーや紅茶に砂糖を入れるのをやめましょう。これらをやめるだけで、AGEの害を大きく減らすことができます。

次に、大した用もないのにコンビニエンスストアに立ち寄るのをやめましょう。おいしそうなスイーツをつい購入してしまう、ということも減ります。スナック菓子や甘いお菓子、カップ麺などの買い置きをやめることも大切です。目に入らなければ「食べたい」と思うこともありません。

カップラーメンを棚から取る手
写真=iStock.com/Hakase_
※写真はイメージです

大事なのは、おいしいものや自分が食べたいと思うもののなかには、脳や体の老化を速めるものがあることを知り、それを忘れないでいることです。

大好物のシュークリームを食べたくなったとき、「今日くらいいよね」と食べてしまうのか、「いやいや。これを食べると老けてしまう。やめておこう」と思えるかどうかで、あなたの将来は変わってきます。

油断しないよう、中毒に負けないようがんばってみませんか。