前夫・為二が語った「鳥取の布団」

「鳥取の布団」はこんな話です。鳥取で小さな宿屋が開業し、一人の旅商人の男が泊まった。布団から「あにさん寒かろう」「おまえも寒かろう」という子どもの声が聞こえてくるのに目を覚まし、幽霊だと訴えた。

宿の主人は最初、そんな話を相手にしなかったのですが、同じような現象が続き、とうとう主人自身も布団がしゃべる声を聞いてしまったそうです。原因を突き止めるため、布団を購入した古道具屋に事情を尋ねると、こんな悲しいわけが明らかになりました。