「箸を落とした」ささいなミスで怒鳴り散らす

「私は理屈屋なんです」と、のりすけさんは言う。

どんなに小さなルールも遵守することを信条としていた。車がほとんど通らない道でも、赤信号で道を渡るようなことはしない。そんな自分を誇らしいと思っていた。職場でもプライベートでも、自分が正しいと信じることが通らないと、「それはおかしい!」「私の方が正しいのに!」と怒りがこみ上げた。そのせいか、人間関係がなかなかうまくいかず、いつもイライラしていた。