免疫が衰えると、バリア機能が働かない

「歯がぐらつくようだと、歯を支える骨が溶けている証拠です。中度以上になると、臭いも出てくるようになりますね。自覚症状が出てしまうと、もう抜歯するしかないかもしれません。初期の歯肉炎の状態のときに治療をしないといけない。患部が歯槽骨(骨)まで達した場合は、基本的に元には戻らないのです」

歯周病はじわじわと進行していく病気なので、初期の段階で進行を食い止めることができる。だが、仕事のストレスや寝不足、不規則な生活によって体の抵抗力が落ちていると、歯周病は一気に進行するという。