離職率はコミュニケーション量に反比例する
会社員の離職率は、上司とのコミュニケーションの量に反比例することがわかっています。つまり、コミュニケーションが少ないほど部下の離職率が高く、コミュニケーションが多いほど離職率は低いということです。また、以前コンサルティングを担当したある企業では、社員同士の対面時間、つまりコミュニケーションをとっている時間などを測定・記録できる小型コンピューターを社員全員に携帯させて、そのデータを分析しました。そして、同じような業務を同じように行っている営業部門同士を比較したところ、業績の上がっている組織は、そうでない組織に比べて、コミュニケーションの量が3倍以上多かったのです。
5分でも部下と話す
そういったこともあり、部下と「いつ・何分くらい」会話したかを、手帳に記録することを私は企業のリーダーたちに対して提案しています。
ここから先は無料会員限定です。
無料会員登録で今すぐ全文が読めます。
- 30秒で世の中の話題と動きがチェックできる限定メルマガ配信
- 約5万本の無料会員記事が閲覧可能
- 記事を印刷して資料やアーカイブとして利用可能
- 記事をブックマーク可能