「頑張らない方が生産性が上がる」という真実

日本が今直面する労働問題は、「静かな退職」でかなり解決するはずです。政府は今でも政策の軸足を「忙しい毎日」に置いています。まずここにボタンの掛け違いがある。

たとえば昨今の政府が「人への投資」という名で進めている政策はどうでしょうか? リスキリングなどはその典型でしょう。これは、「日本人の給料が上がらないのは、スキルアップが足りないからだ。欧米の職業訓練のような技能底上げの仕組みを用意し、日本人も稼げる技術を身につけ、給料を上げよう」という考えが基本にあります。もっと努力しよう、もっと頑張ろう、なのですね。