「私、ケチだから」と笑顔で言えますか？

自分や家族のこれからの人生とお金の管理をただ漠然と曖昧にしたままでは、毎日の生活も漠然としたものになってしまい、モノ選びやおしゃれや着こなしにも影響してしまうのではないでしょうか。

おしゃれはその人の人生に寄り添い、生活を楽しむための要素です。

中華街で見つけた倒福小銭入れはジョークも兼ねて、ちょっとしたプレゼントに喜ばれました。プレジデントオンライン読者のみなさまに福がやってきますように。そしてお金が貯まりますように。

これからの人生をこんなふうに過ごしたい、というライフプランが定まっていなければ、せっかくの素敵な洋服や靴やバッグも、その着こなし方や使い方も、何に対して寄り添っていいのかわかりません。他人任せの人生は、自分の着るものを選ぶことですら他人任せになってしまいがちでしょう。ですから多くの人がブレたり流されてしまうのかもしれませんね。

ライフプランがはっきりするとマネープランが出来上がり、それに沿って生活のための予算が決まります。限られた予算の中で、自分達が満足できる使い方をしようと思えば、迷うことはあってもブレることはないのです。

ライフプランという土台がしっかりしていなければ、思い描いたようなライフスタイルを積み上げることもおしゃれを楽しむことも難しいものになってしまいます。

おしゃれというキーワードでこの本を手にとってくださった方が、日々の着ることについて考えることからスタートし、自分のこれからについてとお金の使い方について考えるきっかけになればとてもうれしいです。