禁中並公家諸法度を誤読する教科書
天皇や皇族と学問との縁は深い。
江戸時代に徳川幕府が発した「禁中並公家諸法度」では、天皇の主なつとめとして、「天子諸芸能のこと、第一御学問なり」と、学問が筆頭にあげられていた。これは、鎌倉時代の順徳天皇があらわした「禁秘抄」という有職故実についての書物から引用されたものであった。
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