嫌いなことは時間の無駄

「嫌いなことに携わる時間とは、人生における『無駄な時間』とも言い換えられます。無駄な時間こそ、人生における一番の損です」(大住力『一度しかない人生を「どう生きるか」がわかる100年カレンダー』/ディスカヴァー・トゥエンティワン)

◆好きなことに時間を使ったほうがいい理由
藤吉豊・小川真理子『「時間術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』(日経BP)
藤吉豊・小川真理子『「時間術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』(日経BP)

●モチベーションが高くなるから。
●精神的に健康でいられるから(我慢してやりたくないことを続けると体調を崩しかねない)。
●「楽しかった」「幸せだ」といった充足感を得られるから。
●自分のやりたいことが、周囲の幸せにもつながっているから。
●得意なことを伸ばしたほうが、差別化が図れるから。
●「好きこそものの上手なれ」で、好きなことをしたほうがスキルを高めることができるから。
●好きなことに時間を割くほうが集中力が高くなるから。
●他人の目が気にならなくなるから。

「これからはアクセルを踏み続けることをやめて、好きなことや楽しいことを選んで、自分の心が喜ぶことに人生の在庫時間の多くを使っていきましょう。

『わがままに見えるのでは?』と思う方がいるかもしれません。しかし、『社会の役に立ちたい』『周囲の人を笑顔にしたい』という視点があれば、それは少しもわがままではありません」(臼井由妃『55歳からやりたいことを全部やる! 時間術』/日経BP日本経済新聞出版)

Point
人生の時間は有限。やりたくないことは最小限に
藤吉 豊(ふじよし・ゆたか)
ライター、文道 代表

有志4名による編集ユニット「クロロス」のメンバー。日本映画ペンクラブ会員。編集プロダクションにて、企業PR誌や一般誌、書籍の編集・ライティングに従事。編集プロダクション退社後、出版社にて自動車専門誌2誌の編集長を歴任。2001年からフリーランスとなり、雑誌、PR誌の制作や、ビジネス書籍の企画・執筆・編集に携わる。著書に『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』、『「話し方のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』、『「勉強法のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』(いずれも日経BP)、『文章力が、最強の武器である。』(SBクリエイティブ)がある。

小川 真理子(おがわ・まりこ)
ライター、文道 取締役

有志4名による編集ユニット「クロロス」のメンバー。日本映画ペンクラブ会員。日本女子大学文学部(現人間社会学部)教育学科卒業。編集プロダクションにて、雑誌や企業PR誌、書籍の編集・ライティングに従事。その後、フリーランスとして、企業のウェブサイトのコンテンツ制作にも関わる。著書に『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』、『「話し方のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』、『「勉強法のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』(いずれも日経BP)がある。