付きまとう相手を遠ざける4ステップ
苦手を通り越して嫌悪感すら湧きあがるようなやつ。そんな人間はすぐに日常から退場させるべきだ。
1.ブロックして避ける
怖いというより気色悪いから避ける。不快な人間とは何をやっても消耗するので、顔を合わせないのが一番。とにかく最初から直接会うような予定を作らないこと。すべての連絡ルートを遮断して不安のもとを減らそう。
2.会話の時間はできるだけ短く
オフィスや会合などで仕方なく顔を合わせざるをえない場合、それが許される関係性ならあいさつすらしないことをおすすめする。あいさつを避けられない相手なら、あいさつだけしてほかの雑談は一切しない。会話を避けられない相手の場合は、必要最低限の短い会話のみ。
はっきりとした拒絶の雰囲気をかもし出し、確実に意思表示をしよう。たいていの人間はこれで寄り付かなくなる。
3.公衆の面前で警告する
相手が付きまとってきたり手を出してきたりした場合は、強い態度で対処しなければならない。できるだけ人の多い場所で、大声で相手の行動を並べ立て「やめろ!」と警告する。公衆の面前で毅然とした態度を取り、自分が甘くないことを見せつけるのだ。こうした人間たちは周りの視線に弱い。
4.通報する
度を越した犯罪レベルの相手の場合は、ためらうことなく警察や専門の相談窓口に連絡すること。ストーキングなどの嫌がらせをしてくる人間も、国家権力である警察に呼び出されれば行動を抑えざるをえない。
報復を恐れて何もしないよりずっといい。放っておくとどんどんエスカレートして取り返しのつかない事態になりかねない。
作詞家としてデビュー後、多数の企業でコピーライターとして活躍。現在はInstagramを中心に人生に関するエッセイを連載中。韓国で2022年全体1位のベストセラーを記録したエッセイが『人生は「気分」が10割 最高の一日が一生続く106の習慣』(ダイヤモンド社)。ほかの著書に『誤解されても放っておく』(三笠書房)がある。
1973年生まれ。出版社はじめ各種メディアで韓日翻訳に携わる。訳書に『あやうく一生懸命生きるところだった』『どうかご自愛ください』『教養としての「ラテン語の授業」』(以上ダイヤモンド社)、『頑張りすぎずに、気楽に』(ワニブックス)、『K-POP時代を航海するコンサート演出記』(小学館)など。編集書に『小学生が知っておきたいからだの話(男の子編/女の子編)』(アルク)などがある。