キャリア女性がパンプスを履く納得の理由
見た目の印象は自身への“信頼”はもちろん、仕事、ひいては属する企業への“信頼”に直結すると、キャリア女性たちは言う。
「ヒールのある靴を履くだけで“きちんとした印象”になる」(役員)、「パンプスを履くだけで、ビジネスモードにスイッチできる」(課長職)、「ヒールパンプスなら必然的に姿勢もよくなり、脚もキレイに見える」(役員)、「大事な商談のときこそ、上質なカーフ素材でヒール5cm以上の勝負パンプスを選ぶ」(部長職)という人もいるほど。
こうした声に代表されるように、ビジネスシューズにおいて「見た目の印象」と「きちんと感」を演出できるのは「ヒールのあるパンプス」以外になく、ほかのどんな靴でも代用できないと考える人が多いことが判明。これこそが、キャリア女性たちがパンプスを履き続けるいちばんの理由であるようだ。
しかし、働く女性たちにとってパンプスの悩みは尽きない。
特に、外回りが多い営業職の女性においては、「重いバッグを抱えてパンプスで歩き回るのは、苦痛でしかない」「ヒールが高いと疲れて長時間歩けない」「パンプスを履く際は、足の痛みに耐えている」という悲痛な声さえある。
これは営業職女性に限った話しではない。
“痛い”“疲れて歩けない”“脱ぎ捨てたくなる”……パンプスを履いたことがある人ならば、誰でも一度は経験していないだろうか。それを裏付けるのが、“ビジネスシューズに求めることは?”の問いへの回答にある。
予想どおり、「疲れない」「痛くならない」「歩きやすい」がトップ3となっている。