“無意識の思い込みは、日常にあふれていて「誰にでもある」”
私たちが何かを見たり、聞いたりしたとき、無意識に“こうだ!”と思うこと。これが「アンコンシャス・バイアス」です。過去のさまざまな経験や見聞きしてきたことなどにより、自然と脳にすり込まれ、培われていくものです。
アンコンシャス・バイアスは、誰もが持っており、他人に対してだけではなく、自分に対するものもあります。そのため、私はあえて「偏見」ではなく「思い込み」と意訳しています。無意識がゆえに完全になくすことはできないものの、「アンコンシャス・バイアスに気づこう」と意識することで、モノの見方や捉え方が変わったりなど、自分自身にさまざまな変化がおとずれます。