誰もが知らず知らずのうちに偏ったものの見方をしたり、思い込みで相手を評価したりすることがある。それを「無意識に潜む思い込み=アンコンシャス・バイアス」と呼ぶ。どう気づき、どう対処すべきか、日本のアンコンシャス・バイアス啓発の第一人者、守屋智敬さんに教えてもらった。
外観によって判断される偏った見解の概念。
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無意識の思い込みアンコンシャス・バイアスは、日常にあふれていて「誰にでもある」”

私たちが何かを見たり、聞いたりしたとき、無意識に“こうだ!”と思うこと。これが「アンコンシャス・バイアス」です。過去のさまざまな経験や見聞きしてきたことなどにより、自然と脳にすり込まれ、培われていくものです。

アンコンシャス・バイアスは、誰もが持っており、他人に対してだけではなく、自分に対するものもあります。そのため、私はあえて「偏見」ではなく「思い込み」と意訳しています。無意識がゆえに完全になくすことはできないものの、「アンコンシャス・バイアスに気づこう」と意識することで、モノの見方や捉え方が変わったりなど、自分自身にさまざまな変化がおとずれます。