基本的にはノーコードのアプリを活用!

会社員時代から副業で始めたECビジネス。メンバーはIT素人だけど、徐々に成長中

チームメンバーにほとんどITの知識がない。newR代表の中川かおりさんに、そんな場合のアプリやプラットフォームの有効な使い方を聞いた。

newR代表 中川かおりさんの場合
チームメンバーが無理なく使えるツールを選択

中川さんがIT企業に勤務していた頃、副業で始めたのがnewR。現在のチームメンバーはプロボノを中心とした10人で、その中には海外在住者もいる。そうなるとコミュニケーションや事業の展開にはテクノロジーが必須となるが……。

「実は私以外、誰もITに詳しくないんです。だからみんなが使えるようなアプリやプラットフォームは、コードを書かなくてもいい『ノーコード』のものがベター。たとえばプロジェクト管理ツール『Back log』で、ツールの使い方、リンクの張り方をマニュアルとしてスタックし、同時にタスクやスケジュール管理もしています。日本人が開発したので、とてもきめ細かくて使いやすいです。アイデアのシェア、プレゼン、広報・PR用にも、ノーコード系をヘビーユースしています」

無料アプリのテンプレートをビジネスシーンで使うには、やや恥ずかしい面もあるが、決してそうではないと中川さんは断言する。「とてもクオリティーが高く種類が豊富なので、むしろ無料のテンプレートでも気にしない人が増えています」

特に予算がない場合は、活用をオススメする。

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撮影=田子芙蓉

東野 りか
フリーランスライター・エディター

ファッション系出版社、教育系出版事業会社の編集者を経て、フリーに。以降、国内外の旅、地方活性と起業などを中心に雑誌やウェブで執筆。生涯をかけて追いたいテーマは「あらゆる宗教の建築物」「エリザベス女王」。編集・ライターの傍ら、気まぐれ営業のスナックも開催し、人々の声に耳を傾けている。