衝動買いをぐっと減らせる「レシート〇×方式」
会社帰りのコンビニエンスストアへの寄り道や、使いもしない家電やアウトドア用品、趣味のコレクションなど衝動買いの習慣は誰にもあるもの。でも、なかなかやめられません。
そこで私がやっているのが、1日の終わりに財布の中身を確認する際の「レシート査定」。
その日の買い物のレシートを捨てる前に、1枚1枚を○×で査定するのです。買わなくても良かったものには×、無駄のない良い買い物には○、判断が難しいものは△と書き込みます。
×が付くと嫌な気分になるので自然と無駄遣いが減り、食品や酒類を買い過ぎたと思ったら次回は少し減らすといった調整もできるようになります。こうした作業は人任せにせず、自分で手を動かすことでより自覚が強まります。レシートを入れっ放しにしておくと財布も傷みやすくなりますから、お気に入りの財布を長持ちさせるためにも有効な方法です。
関西大学卒業。社会保険労務士。国民年金基金連合会理事。『大図解 届け出だけでもらえるお金』(プレジデント社)、『一般論はもういいので、私の老後のお金「答え」をください 増補改訂版』(日経BP)、『残念な介護 楽になる介護』(日経プレミアシリーズ)、『私がお金で困らないためには今から何をすればいいですか?』(日本実業出版社)など著書多数。