※本稿は、荒木陽介『「お金を生む時間」のつくり方』(朝日新聞出版)の一部を再編集したものです。
3つの原則を守れば会社員でも投資で成功する
雑誌やネットなどで見つけた副業ネタに食いついて、なけなしの貯金を先行投資して、「さあ、稼ぐぞ」とオフィスでこっそり作業していたら、後ろから上司にのぞかれていたといった失敗パターン。いかにもありそうです。
副業や投資など、何かをして収入を増やそうとする場合、最悪なのは仕事がおろそかになることです。本業以外の作業をしていたら、「あいつ、仕事に身が入ってないな」と後ろ指をさされてしまいます。本業のパフォーマンスが下がったせいで職場の信用を失ったら、当然、会社員を続けづらくなるでしょう。
副業で十分な収入があれば別ですが、たいして収入が増えていないのであれば、これは非常に損な状態です。もちろん、資産形成もできるはずがありません。
たとえば、私がやっている不動産投資ですと、誰かの代行で何時までにブログを書くといった副業と違い、会社の仕事の途中でやらなければいけないことはありません。
不動産投資に関する書類は、すべて郵便で届きます。新しい賃貸契約書が届いたら、ハンコを押して返送をするだけでいい。なので、平日でも自宅で作業できるし、土日にまとめて処理することもできます。つまり、会社の本業をじゃましないかたちで全部できるわけです。だから、会社の本業の信用を失う心配がありません。
サラリーマン投資家として成功するためには、3つの原則を守ることが重要です。