コロナ禍で働き方が大きく変わったことで、通勤スタイルにも変化が起きようとしています。これまでNGマナーとして扱われてきたことがOKになり、カジュアル化が進んでいるのです。プレジデント ウーマン編集部では、ニューノーマルの流れに乗るキャリア女性を応援するため、働く女性のための「キャリア・バッグ」を再考しました。
笑顔のラテン系ビジネスウーマンはカバンを手に通話中
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コロナ禍の今、通勤スタイルに大変革の波!

キャリア女性の通勤スタイルは、マナーとともに語られることが多い。言葉遣いや所作などと同様に装いもまた、ビジネスの相手との円滑なコミュニケーションを促すための大切なツールと考えられているからです。しかしながらこのコロナ禍において、キャリア女性の装いにも大きな変化が生まれてきました。その代表のひとつが通勤バッグ。

これまでキャリア女性の通勤にふさわしいバッグといえば、最低でもA4サイズの書類などが収まるトートバッグやショルダーバッグが主流でした。けれど、そんな常識を覆し、今注目されているバッグ、それがリュックサック(以下、リュック)です。

キャリア女性にとって、リュックはこれまで、どちらかといえば通勤スタイルのNGアイテムとされてきたことはご存じかと思います。とかくカジュアルでスーツにはミスマッチだし、どことなく子どもっぽさも否めない。紙の書類など入れようものなら、型崩れをしやすいというのが難点です。

とはいえ、一方では男女問わず、ビジネスパーソンに人気のアイテムとなっています。なぜならばリュックは大容量で、荷物が多くなってもトートやショルダータイプに比べ重さを感じにくいから。両手が自由になるので、とても実用性が高いのです。