自己愛が強い自信家タイプ
頑なな人は「こだわりが強い」「頑固」といったネガティブな印象がある一方で、「芯が通っている」「ぶれない」とポジティブに評価されることもあります。ただの面倒な人と片づけられないのが厄介なところですね。
そもそも、どういったタイプの人が頑なになりやすいのでしょうか。
第一に、自己愛の強い人です。物事の考え方が常に自分中心。判断材料のすべてが、自分の過去の成功や失敗の体験なので、まず周りの人が言うことには耳を貸しません。「こっちのほうが効率がいいよ」と言ったところで、「これでうまくいっているから」という感じです。そういう人はプライドが高く、勝ち負けでしか判断できません。人に意見を譲ることは負けだと考えているので、相手の話には最初から興味を持たないのです。
保守的で何も変えたくないタイプ
また保守性が高いタイプも多いですね。何かを変えたり、今までと違うことをしたりすると、周りから反論がくるかもしれない、自信もないし、人の目も気になる、リスクを負いたくない……、だから、このまま変えずにいこうと。変えたことで結果的に失敗し、責任をとらされるのがいやというパターンです。
つまり頑なな人には、自己愛の強い自信家タイプと、自信のない保守的なタイプの2タイプの人がいるということです。