動き出せない人の3パターン
ToDoリストにあるけれど、どうしても残ってしまう、いわゆる面倒な仕事は誰にでもあるものだと思います。
そもそも、その仕事が面倒なのは、やらなければならない「ミッション」になっているから。個人が組織に対して果たすべき使命といった意味合いが強く、「やらなきゃいけない」という義務感が強くてなかなか取り掛かれない。考えを巡らせすぎて、動けなくなってしまうのです。動けなくなる人に多いのが次の3つのパターンです。
(1)試行錯誤することがいいことだと思っている
ああでもない、こうでもないと考えているけれど、時間ばかり過ぎて、目の前のことは手つかずというパターン。
(2)効率的に終わらせることを求めすぎている
面倒くさいからこそ効率的にやりたいと、いろいろな情報やツールを集めて、結局、何も進んでいないというパターン。
(3)失敗したくないという思いが強すぎる
最初からつまずきたくない、スムーズに終わらせたいという思いが強すぎて、なかなか取り掛かれないパターン。
気の進まない仕事に取り掛かるときは、まずこの3つの考えを捨てること。そして、そういった「ミッション」を、だましだまし、少しずつでもやりたいなという「パッション」に変えていく必要があります。
パッションと聞くと、どこか前向きなイメージがありますが、ここでいうパッションとは、「やりたい」というより、「ほおっておくのが気持ち悪い」というイメージ。ある意味、自分でほうっておけないほどの“気持ち悪さ”をつくることが重要になってきます。