「辛いもの好き」女性が増えた
最近、仕事仲間の女性と話していると「辛いもの好き」が増えたように思います。
もちろん以前からそうした傾向はあり、例えば男同士で「飲み会」をする場合、エスニック料理店を選ぶケースはほとんどありませんが、女性は結構好きですよね。少し前も「六本木でランチしましょう」と女性経営者(30代)に誘われて、出かけた先がタイ料理の人気レストランでした。
ただ、どうもエスニックとはひと味違う、「辛口」な女性が目立つのです。といっても激辛一辺倒ではありません。
例えば冬の定番・鍋料理でも、数年前から「火鍋」が人気となっています。火鍋とは煮込みながら食べる中国由来の鍋料理で、しゃぶしゃぶに似ています。店によってさまざまですが、鍋が2つに仕切られていて、違う種類のスープが入り、辛味も人気です。
「先日、ランチでモンゴル火鍋の店に行きました。1人鍋ができる店もあるから気が楽ですよね」(40代の女性。企画職)
「ふだん飲料の開発に没頭しているので、人とごはんを食べる時は、息抜きにたくさん食べます。ワイワイ楽しめる火鍋も好きですね」(30代の女性。開発職)
30~40代の働き盛りの女性からはこんな声を聞いてきました。今回は後輩世代にあたる平成生まれの女性会社員3人と一緒に「火鍋会食」を実施しました。その様子を紹介しながら考えることにしましょう。