節約に一生懸命になるあまり、返ってお金に嫌われてしまうという皮肉なことが起きることも。ファイナンシャルプランナーの西山美紀さんが、いますぐやめたいお金の習慣を紹介します。

※本稿はAll Aboutモヤフォー研究所『すててもやめてもうまくいく』(WAVE出版)の一部を再編集したものです。

※写真はイメージです(写真=iStock.com/metamorworks)

お金に嫌われる習慣にさよなら

節約は何のためにしていますか?

「自分の好きなものを買うため」「家族で年に一回は旅行をするため」「子どもにやりたいことをさせてあげるため」など、節約って本来は、楽しい・嬉しいを得るために始めたはずですよね。それなのに、いつの間にか「とにかく節約しなきゃ」と、節約すること自体が目的となっていないでしょうか?

実はこうした「節約、節約」と、安さばかりを追い求める行動は、お金に嫌われてしまう行動です。例えば

1.常に底値をチェックして買い物
2.クーポンがないところでは買わない
3.衝動買いはしないと自分に課している

1円でも安くなるように、使わないようにと損得勘定ばかり考える人はお金に嫌われてしまいます。誰だってお金に好かれたいですよね。そのために、今当てはまる行動をしていたならば迷わず捨てて、お金に好かれる行動を身につけていきましょう。