大雨も怖くない最強の備え4つ

決して不安をあおるつもりはありませんが、私自身はこうした中での次のクラッシュを非常に不安に感じています。が、世の中のムードは私が思うほどでもないように感じますので、杞憂に終わればいいかなとも思います。

とはいえ、「備えあれば憂いなし」。来るやも知れぬ“家計防衛時代”に準備をしておくのと、そうでないのとでは対応に違いが出ると思います。雨予報の雨に備えて、傘を持つようなものです。雨が降るかどうか分かりませんが、傘があれば一定の安心は得られるでしょう。そのような感覚で、家計防衛時代に備えることを考えてみてはいかがでしょうか。

では、どう備えたらいいかを考えてみたいと思います。

収支バランスを重視する

まずは基本を押さえておきましょう。家計の3要素は「収入」「支出」「貯蓄(運用)」です。複雑な時代でもこれは変わりません。家計をよくするのに自らでコントロールできるのは、収入アップ、支出カット。この収支バランスがとても重要です。

収入アップには2通りあります。額を増やすことと、長く働いて生涯収入を増やすこと。人生100年時代には後者が家計には大きく影響してきますので、まずは長く働く「意識」を持つことが大事でしょう。

支出は、むやみやたらと削ればいいというものではありません。貯めることが目的にならないでいただきたいなと常々思うのですが、貯蓄すらいつか使うと思えば、なんだかんだ大事なのは使い方です。

何を削るかではなく、何を買うかにフォーカスして、本当に必要なもの、本当に欲しいもの、自分の人生を豊かにしてくれるもの(こんまりさん風にいえばときめくもの)に使うことを意識してみてください。その結果として、ムダづかいを減らしていきます。月々の効果は小さかったとしても、寿命が延びるほど累計額は大きくなり、日々のコツコツは決して侮れません。

価値あるものに目を向ける

金融市場が混乱すれば、そのものに価値のあるものを持ってもいいかもしれません。金、宝石、絵画、古銭等……。

とはいえ、多くの方が簡単にできることでもないかもしれません。できる人や、興味のある方はトライしていただくとして、さらにもっと身近で、もっと根本の“価値あるもの”に目を向けてみてはいかがかなと思うのです。

それは、あなた自身です。

この世に生を受けて、日本というすばらしい国に生まれて(と私は思っているのですが)、ちょっとたいへんなご時勢かもしれませんが、それでも私たちはちゃんと生きています。

お金中心の金融経済よりも、人間の尊厳の方がよっぽど大事なはずです。一人ひとりが唯一無二で、プライスレスであること、経済よりももっともっと価値のあるものだということを再確認してみてはいかがでしょうか。

このことに気づけると、人に優しくなれます。いい仲間づくりにもとても大事な観点です。今後、自助のみならず、共助(助け合い)が大事とよくいわれますが、いい仲間もプライスレスなものです。