増税でもっとも差がつくのは○○費

さて、増税によって増える生活費を抑えるには、どうしたらよいのでしょうか。

生活費は人それぞれ違うので、一概に言うのは難しいのですが、増税前と増税後でもっとも大きな差がつくのは、「食費」ではないかと思います。というのも飲食料品には軽減税率が適用されますが、外食は対象外だからです。

普段から自炊して、職場にも手作りのお弁当を持っていく人であれば、増税の影響はほぼゼロ。一方で、昼も夜も外食に頼ることが多い人は、その分増税による負担も多くなってしまいます。いきなり外食ストップは無理でも、回数を減らしたり、使う金額を抑えたりするなど、少しずつ意識したいところです。

水道光熱費は、お住まいの地域によっては、電力自由化・ガス自由化を利用して、より安くなる会社・お得な会社を選ぶと節約につながります。鳴り物入りで始まった制度ですが、意外と使っている人が少ないように感じるので、ぜひチェックしてみてください。

また、使用量を劇的に減らすことが難しい費目ではあるのですが、LED電球や節水シャワーヘッドなど、節約向きの製品を買うのも、シンプルながら効果があります。これまで使っていなかったのであれば、検討の余地大です。

消費税がかからないフリマアプリもおすすめ

衣料品や日用品は、メルカリなどのフリマアプリを活用するのもおすすめ。男女問わずアパレル商品は多数出品されていますし、日用品もまとめて安く売られています。自分がいらなくなったものを売りに出すことでおこづかい稼ぎもできてしまいます。何より個人間取引ですから、消費税がかかりません。うまく使いこなせば、増税時代の強い味方になってくれるでしょう。

もちろん、住宅ローンの借り換えや保険の見直し、通信費の削減といった定番の節約も有効です。あらゆる方面から、生活を見直しましょう。