【3】クレジットカード
メインカードは、自分の消費パターンで絞り込む
・カードが3種類以上サイフにある
・保有ポイントの残高がわからない
・公共料金の支払いは口座引き落とし
・5年以上カードを見直していない
「東京オリンピック・パラリンピックが2年後に迫り、政府は今、必死でキャッシュレス化を推進しています。クレジットカードはもちろん、電子マネーや共通ポイントで支払える店がますます増え、日常生活のほとんどがカード払いですむようになっていくでしょう」と、岩田さんは言う。
クレジットカードのメリットといえば、なんといっても「ポイントが貯まる」こと。だが、カードを複数持っていると、ポイントが分散して、なかなか効率よく貯まらない。とくにズボラな人は、「ある程度まとまってから使おう」と思っているうちに、有効期限を過ぎてしまった――となりがち。
「カードを上手に使いこなしたいなら、まず自分の消費行動パターンを知ることが大事です。自宅の周辺、職場の周辺、毎日通る鉄道の駅ビルなど、行動エリアの中にどんな店があり、どこでひんぱんにお金を使っているのかをチェックしてください」
クレジットカードの利用明細やレシートを3カ月ほどさかのぼって見直すのが理想だが、家計簿アプリに登録して、1カ月分の支出を振り返るだけでもいい。
利用金額が大きくなりやすいコンビニ、百貨店、ネットショップ、家電量販店の利用状況を確認して、表にチェックを入れれば、自分が一番貯めやすいポイントがわかるはず。