Q 創作についての悩みを相談することは?
【武村】それはありません。アーティストにとって生みの苦しみと向き合うことは必須。それは誰とも分かち合えない孤独な作業だし、私と美羽ちゃんは表現方法がまったく違うので、そこはそれぞれの世界だと思うんです。ただ、互いの表現でコラボをしていくことはできる。
【小松】そう、先日初めてコラボをして、八重子さんが楽曲を作ってくださったんです。自然とコラボの話が出て「えー、やってもらえるんですか? うれしい~」って。良いものができあがってくる予感しかしませんでした。
【武村】誰かのための楽曲を作るのって、その前の下調べが大変なんです。それこそ、おはようからおやすみまで考える。そうしないと、その人をイメージした曲はできあがらない。でも、美羽ちゃんの場合は、作品のことも、彼女のキャラクターのこともわかっていたので、書きやすかったですね。
【小松】できあがってきたときは本当に鳥肌ものでした。この曲を流しながら描いている自分が明確にイメージできたんです。おかげでライブペイントでは本当にいいものができました。あとは、生でコラボをしたい! お互い違う分野だから、一緒になったらどうなるのか、すごく興味があります。でも、ピアノがある場所でなかなかライブペイントってできない!
【武村】同じ場所で、離れてやる方法を考えよう(笑)。こうやって未来について語り合えるから、美羽ちゃんに会えるのが楽しいんです。