タイプ1:常に相手を打ち負かそうとする劇場型上司

4つ以上あてはまったらこのタイプ


▢理屈っぽくプライドが高い。常に相手を打ち負かそうとし、敵対的な関係をつくることが多い
▢自分と同じ志、意欲、能力を相手に求める
▢古い体質や非合理的なことを嫌うため、そうした相手を仮想敵化する手法をとりがち
▢上昇志向が強く、何でも自分が率先して行う
▢大胆な発想と戦略的な手法で実行力があるが、人の感情に訴えたり、信頼を勝ち得たりするのは苦手
▢自分の能力に自信があり、相応の努力をしているという自負もあるため、上からものを見る傾向がある

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キャリア志向が高く、権限委譲も多い。小松さんによれば、そんな上司は早く出世しがちだという。

「このタイプは、会社の利益と自分の利益をうまく合わせることができる。だから、上の人からも信頼されます。改革型なので、赤字になった部署や組織を回復させるのもうまい。ただ、理屈は正しくても、物事を決めるときには犠牲を伴うので、敵をつくりやすいとも言えます」

政治家なら、知事などによくいるタイプ。その改革路線に部下としてついていくにはどうすればいい?

「上司のやることに乗るしかないですね。そして、進捗状況を常に報告すること。上司が今、進めていることについて、役立つ情報提供をするのも有効です。例えば、事実ベースのデータを簡潔に書類1枚にまとめるなどすると、喜んでもらえると思いますよ」(小松さん)

▼味方にするトーク
昨日おっしゃっていた前年度のデータを1枚にまとめました