大事な商談やプレゼンなら、黒を効かせて、キリッと知的に

黒を効かせたメイクは、相手の記憶に最も残りやすいもの。ただし、黒は入れすぎると強さばかりが目立ってしまうので、白を隠し味にするのがポイント。目の下の影になりやすい部分にハイライトを入れるだけで、女らしさの引き立つ華やぎ顔に。黒と白のコントラストがはっきりしているので、口元のリップは多少強めのカラーにしても違和感はありません。

芯の強さを感じさせるほんのり辛口なコントラストメイク(ジャケット12万9000円、ニット4万5000円/共にポール カ(ナイツブリッジ・インターナショナル)イヤリング6900円/ウーサ 時計1万6000円/ピエール・ラ二エ(タパック))

【Before】5割メイクからスタート!
【1】目の下にハイライトを入れて肌色&目力アップ
目頭からハイライトを入れたら、指の腹でたたきながら肌になじませて。ベース直しよりも、このほうが肌色がキレイに見え、目力もアップ。
【2】パウダーブロウで眉頭をくっきりと際立たせる
眉頭を近づけると、顔全体がキリリと引き締まった印象になります。ブラシを使い、眉頭にパウダーをのせてから、眉全体を整えます。
【3】引き締め効果抜群の黒のアイラインを目のキワに
目元にインパクトを与えるなら、ライナーはリキッドタイプがベスト。まぶたを指で持ち上げ、目のキワにラインを。目尻は少し長めに描いて。
【After】芯の強さを感じさせるほんのり辛口なコントラストメイク

ポーチに入れるのはこの3つ!【左】アイブロウ/アイブロウ クリエイティブ パレット 4200円/イプサ【中】アイライナー/はっきりとした濃い黒&落ちにくい処方。極細筆ペンタイプで繊細なラインも自由自在。ケイト スーパーシャープライナーA BK-1 1000円/カネボウ化粧品【右】ハイライター/顔のくすみがちな部分に明るさと透明感を与える、ペンタイプのハイライター。ヨレず、白浮きもありません。ラディアント タッチNo.2 5000円/イヴ・サンローラン・ボーテ

※掲載した商品の価格は、すべて税抜き表示です。

山本浩未(やまもとひろみ)
ヘア&メイクアップアーティスト。資生堂ビューティークリエーション研究所を経て独立。すぐに実践できてキレイになれるメイクテクニックは、年代を問わず多くの女性から支持を得ている。『美人メイク基本の「き」』(宝島社)など、著書多数。キレイの悩みに答える美容ツイッターも人気。http://twitter.com/steam_5

構成=三輪順子 撮影=宮本直孝(Perle management) ヘア&メイクアップ=山本浩未(steam) スタイリング=中山久子 モデル=怜花(IPSILON)