掘り下げて、盛り上げて。しゃべり過ぎには要注意

では具体的にどうすればよいのか。ポイントはたった2つです。

1つ目は、自分から相手の話題に飛び込むことです。特に仕事についてです。どれだけ社会的地位が高いのかを聞くのではなく、仕事そのものに興味を持って話をふることがポイントです。

例えば男性が商社マンだった場合、「○○さんって、商社に勤務されているんですね。主にどういった分野のことをされているのですか?」とオーソドックスに話に入り、聞き進めていくのがおすすめです。聞いてみたらほとんど興味のない話かもしれません。興味のない分野についての話を聞くのはついつい退屈になるものです。けれども一時的に退屈になったとしても、掘り下げて聞いていきましょう。彼は「この人は話が合うなぁ」と好印象を持つようになります。話をしていてラク、印象が良いという男性に思われることで、初めて女性として興味を持たれるところに至るのです。

男性が仕事の話をするのを好まない場合は、さりげなく彼の趣味や興味関心をもっていることに、話題を移しましょう。そして同じように、退屈でも“掘り下げて、盛り上げて”いきましょう。

2つ目は、相手からあなたについての話題をふられてもしゃべりすぎないことです。

あなたが男性の仕事や趣味の話に退屈することがあるのと同様に、男性もあなたの話を長く聞くのは疲れます。初対面の人と会話をする場合、お互いのパーソナリティーがまだつかめていないため、相手の話に興味を持ちにくいものです。だから通常以上に長時間聞き手に回るのは辛いのです。疲れさせると、話の内容ではなく「この人と一緒にいても安らがない」という印象だけが残ります。だから、長くしゃべり過ぎないことがポイントです。