入金した分までしか使えない「海外専用プリペイドカード」のメリット
「海外専用プリペイドカード」がクレジットカードと違うのは、入金した分までしか使えないという点。そのため、入会時に審査がなく、10代の子どもでも、定期的な収入がない主婦でも、高齢者でも持つことができる点が特徴です。また、入金した分までしか使えないので、「旅先で気が大きくなって、つい使いすぎる」なんていう事態を防げます。
現地で両替するのは、まず両替場所がどこにあるのかわからないし、ホテルや空港など場所によっては手数料が高い場合もあるので不安です。しかし、「海外専用プリペイドカード」なら、ほとんどの通貨では、現地や空港での両替手数料よりおトクなレートで提携ATMから現地通貨で引き出せるので便利です(ATMから現地通貨を引き出す際の為替手数料は、その日の為替レートにプラス一律4%になる)。
また、VisaやMaster Cardなどの提携先の店舗でショッピングや飲食をするときは、残高の範囲内でクレジットカードと同じように使うことができます。
使ったあとも利用履歴や利用時の為替レートのデータが見られるので、会社員の海外出張時などは経費精算がラクになり、海外旅行の場合は家計管理にも役立ちます。
日本での入金は銀行、コンビニのATMやインターネットバンキングなどで行いますが、本人以外にあらかじめ登録した「代理人」も入金ができるので、海外留学に行く子どもに親が仕送りをする際にも使えます。海外送金の手数料は高いので、この方法はおすすめです。