面白い仕事をするための、30代の過ごし方
頑張ってはいるけれど、このままでいいのかと迷うのは当たり前のこと。モヤモヤしてほかの道を考えたときには、その道について徹底研究を。その過程で、自分の本気度もわかるはず。もしかしたらちょっと現実逃避したかっただけなのかも。大切なのは、モヤモヤと目の前の仕事は切り分けること。自分の未来は今の積み重ねだということも忘れないで。
スペシャリストの道を目指すなら
ある専門分野を極めるのも、1つのキャリアアップの道。技術者や研究開発など、リケジョの活躍は今後も期待できるでしょう。法務や経理など専門知識を活かしたり、“秘書道”を突き進んでいる女性もたくさんいます。大切なのは、情報やトレンドに踊らされず、自分はどう働いていきたいかを、少しずつ見極めていくことです。
1967年生まれ。成蹊大学文学部卒業。展示会主催会社などを経て、99年マイクロソフト日本法人に転職し、数少ない女性の営業部長として活躍。2007年から、キャリア支援などをテーマに、社員研修、セミナー、執筆活動に従事。
撮影=清水朝子