ボーナスの使い道を把握しておこう

「この夏のボーナスは少し期待できそう」という人も多いのではないだろうか。

「それほどのアップは期待できない」という人も含め、ボーナスは特別なもの。半年に一度のまとまった収入として、受け取った後はつい浮足立つようなこともあるだろう。

とはいえ、住宅ローンのボーナス返済がある、クレジットカードのボーナス払いがあるなど、ボーナスを好き放題に使うわけにはいかないという人も。

たくさん貰ったはずがいつの間にか消えていた、ということを避けるために、いくつかのポイントをチェックしておこう。

まずしておきたいのは、「使い道を書き出すこと」。

ボーナスをあてにしている支出は、「支払うことが決まっているもの」「コントロール可能なもの」に分けられる。

「支払うことが決まっているもの」

・住宅ローンや自動車ローンなどのボーナス返済
・教育費(授業料など)
……ほかに、固定資産税や自動車税もボーナスから捻出しているという人が多い。

「コントロール可能なもの」

・クレジットカードなどのボーナス時払い
・お中元やお歳暮の費用
・帰省費用
・旅行などのレジャー費用
・家電、家具などの大きな買い物
・教育費(塾の費用など)
……といったものが挙げられる。

「支払うことが決まっているもの」がどの程度あるかを把握すれば、家計がボーナスにどの程度依存しているかが分かる。ボーナスは変動しやすいので、いざという時に慌てないよう、いくらあれば支払いの都合がつくのかは把握しておきたい。