求められる「愛子さま即位」への議論

今回、旧宮家からの養子制度が設けられた一方、改正後の世論調査では、女性天皇を認めることへの84%という強い支持が示されている。それも、天皇や皇族の積極的な姿勢が、国民の気持ちを明るくすることに貢献しているからである。

とくに最近では、活動の幅を大きく広げてきた愛子内親王に対する期待が大きい。

女性天皇を認める再改正を支持する声は強い。その声に応え、愛子内親王の即位への道を開く議論を進めることこそ、今、求められているのではないだろうか。

秋季雅楽演奏会を鑑賞された天皇陛下と長女愛子さま(2026年10月24日/出典=宮内庁Instagram[@kunaicho_jp])
島田 裕巳(しまだ・ひろみ)
作家、宗教学者

放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員、同客員研究員を歴任。『葬式は、要らない』(幻冬舎新書)、『教養としての世界宗教史』(宝島社)、『宗教別おもてなしマニュアル』(中公新書ラクレ)、『新宗教 戦後政争史』(朝日新書)など著書多数。