「億り人」と呼ばれる人たちは、どんな生活をしているのか。企業向け金融教育を行っている勢口真理さんは「私は家賃5万円のアパート暮らしからある程度お金が自由になった私は、お金があることのすごさを痛感した。それは選択肢が一気に増えることにある」という。勢口さんの実体験を紹介する――。(第2回)

※勢口真理『シングルマザー 億り人になる』(プレジデント社)の一部を抜粋・再編集したものです。

43歳で転職した外資系生保の1年目の年収額

家電量販店での8年間のパート勤務から脱し、43歳で外資系保険会社に転職しました。シングルのまま、子どもが中1と小5に上がる頃の事です。

家で持ち帰りの仕事をする母親に話しかける女の子
写真=iStock.com/monzenmachi
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パートの仕事を必死で頑張って、時給は当初の1400円から2300円までアップ。社内で「エース」と呼ばれるような営業力というか販売力が付いてきたのは実感していました。これが何か売りにならないかとも考えていました。

そこで、たまたまFacebook経由でその保険会社にいる先輩から連絡を頂いたのは幸運でした。

約1カ月間、支社に缶詰め状態で保険や金融、税金や社会保障について勉強した後、まず月25万円でいきなり「週3件のご契約を預かる」というハードな営業活動の毎日に突入。本当にメンタルが鍛えられました。

半年ほど経った頃に富裕層の奥様とご契約をお預かりし、そこから色んな方をご紹介頂いて一気に勢いに乗ったんです。ご契約の単価も、報酬もどんどん上がっていきました。週3件のお預かりというハードルをこなしていくと、業績は積み上がっていきます。家電量販店のパートの頃からすると、最初の2年間だけでも生活が劇的に変わったんですよ。たぶん1年目が年収600万円ぐらいだったと思いますけど、2年目はもっと増えて1000万円に届いていました。