緊張しているときほど、全身の力を抜いて
「なだめ行動」や」「無意味なつなぎ言葉」などどれも些細なことですが、「緊張している」「自信がない」というアピールになってしまいます。
これを初対面や商談、プレゼンの場でやってしまうと致命的です。自信がないように見えれば、信用を得るどころか「頼りない人」というレッテルを貼られ、相手に主導権を握られてしまいます。
緊張しているときはそれどころではないかもしれませんが、あえて自分の気持ちや体がどのような状態か意識を向けてみてください。筋肉が力んでいるせいで姿勢が悪くなり、動作や発声をコントロールできない。すると余計に不安になり、思わず「なだめ行動」をしてしまっている、ということもあります。
全身の力を抜いたり、手や顔の余計な動きを我慢することに意識を向けると、徐々に心の冷静さを取り戻すことができます。「不安」や「緊張」に支配されるのではなく、うまく扱うことで、周囲からの信用を勝ち取りましょう。
ミラーリングは“気づかれたら終わり”
【これはNG③ 不機嫌な相手に対する「ミラーリング」】
「波長が合う」「同類である」「親和性が高い」「価値観が近い」などと相手に感じさせることは、信用を勝ち取るうえで確実な近道です。そのための有効な手段として、相手のしぐさや話す言葉を真似る「ミラーリング」はよく知られています。
ただ、ミラーリングがすべての状況で効果的とは限りません。間違ったときに使ってしまうと違和感や不快感を与え、完全に逆効果になりかねません。次のような誤った「ミラーリング」には要注意です。
▼あからさまな模倣
ミラーリングの最大の効果は、相手の「無意識」に入り込めること。だからこそ、気づかれてはいけないのです。
「この人は自分の動きを真似している」と気づかれた瞬間、信用は失われてしまいます。相手は違和感を覚え、薄気味悪くなるか、からかわれていると思うでしょう。
実際に仲のいい友人同士やカップルを見ていると、申し合わせすることなく、同じタイミングで姿勢を変えたり、飲み物を飲んだりしていることがありますよね? 目指すのはそのかたちです。細かいしぐさや言葉尻にこだわるのではなく、波長そのものを合わせるような感覚で行いましょう。