社会活動家の木下尚江と恋に落ちる

木下は和と出会った後に、松本の教会で洗礼を受けていた。また、社会運動への傾倒もますます強くなっている。明治29年(1896)には『信濃日報』の主筆となり、普通選挙実現のために活動していた。しかし、目立ち過ぎたのが災いしたようである。

県議選挙の疑獄事件に巻き込まれ、恐喝詐欺の疑いで逮捕される。禁錮きんこ8カ月、罰金10円の判決を受けたのだが、これを不服として控訴。再審が東京でおこなわれることになった。