“強い味方”を得て、歩みを進めている
その8日後、雅子さまが62歳になり、例年通り感想が発表された。雅子さまはそこで、飼っている動物のことを述べた。とても珍しいことなので、少し長いが引用する(「皇后陛下お誕生日に際し(令和7年)」)。
6月に、私たち家族にとって大切な存在であった犬の由莉が亡くなりました。16年間、私たちと一緒に暮らし、沢山の喜びや楽しみを与えてくれた由莉との別れは今でも淋しく感じられますが、生前、多くの方から折に触れて由莉への温かい気持ちを寄せていただいたことや、由莉の長寿を支えていただいた方々に心から感謝しております。
昨年の夏には猫のみーも亡くなり、猫のセブンが一頭になってしまったこともあり、動物病院の先生からの御紹介で、保護された生後4カ月半程の三毛の子猫を8月に迎えました。家族で相談して「美海」と名付け、9才になったセブンと共に、私たちに日々の新たな楽しみを与えてくれています
娘の誕生日にお披露目された「美海」を、母が誕生日に語る。雅子さまは愛子さまに、確かに支えられている。
雅子さまのお誕生日には、今も「医師団の見解」が公表されている。「快復の途上にあり、体調には波がある」状況だと、最新の見解にもあった。闘病中の雅子さまにとって、まだまだ皇室は手強い相手に違いない。だけど陛下と愛子さまという強い味方を得て、雅子さまは確かに歩みを進めている。ピースがそう教えてくれた。
1961年生まれ。83年、朝日新聞社に入社。宇都宮支局、学芸部を経て、週刊誌「アエラ」の創刊メンバーに。その後、経済部、「週刊朝日」などで記者をし、「週刊朝日」副編集長、「アエラ」編集長代理、書籍編集部長などをつとめる。「週刊朝日」時代に担当したコラムが松本人志著『遺書』『松本』となり、ミリオンセラーになる。2011年4月、いきいき株式会社(現「株式会社ハルメク」)に入社、同年6月から2017年7月まで、50代からの女性のための月刊生活情報誌「いきいき」(現「ハルメク」)編集長。著書に『笑顔の雅子さま 生きづらさを超えて』『美智子さまという奇跡』『朝ドラには働く女子の本音が詰まってる』がある。